第23週の備忘録:ケーキいっぱいアフタヌーンティー。

5月31日(日)。『鬼滅の刃』20巻まで読了。《呼吸》の使い手の心拍数および体温の上昇はどう考えても寿命を縮めていると思っていたので、短命になる代償は予想していました。
キャラクターが死に向かって走っていく物語は、基本的に大好きです。死に様とは生き様のことなので、全身に毒を仕込んで仇討ちを果たすしのぶさんも、大局を見据えて死に際まで役立とうとする無一郎くんも、己の弱さを認めて人のまま限りなく鬼に近づく玄弥くんも(残酷な言い草ですが)人間味に溢れて輝いていました。

一方で気になった、善逸の兄弟子である獪岳(かいがく)と悲鳴嶼(ひめじま)さんの繋がり、猪之助の母親と鬼の童磨(どうま)との因縁は、深まれば深まるほど世界観が狭く小さく閉じてしまう弊害があります。その最たるものが血縁関係ですが、ここで思いがけず光っていたのが童磨を罵るカナヲちゃんでした。感情を抑えることが処世術だった彼女が、本当になにも感じないまま生きてきた童磨を断じることには意味があります。主人公に近い女の子が口のきけない禰󠄀豆子、自分で決断できないカナヲってどうなの、と思ってたんですが、ここにきて彼女のキャラが活きる場面は素晴らしい。笑顔の下でずっと怒っていたしのぶさんも好きです。女性はもっと怒っていいのよ(;ω;)ウルウル

一番ホロリときたのはコミックスの設定こぼれ話。猗窩座(あかざ)の技の名前の由来は花火、術式展開は小雪さんの髪飾り模様、構えと技は《素流》、にもかかわらず人間の頃の記憶がないまま強さに固執していたの哀れすぎやしないか。
黒死牟こと巌勝(みちかつ)と縁壱(よりいち)の双子エピソードは、縁壱さんの存在が罪深すぎて面白かったです。嫉妬と羨望が煮詰まって行き着くところまでいった感じ、萩尾望都(はぎおもと)の『半神』みがあって大変よろしい(。¯ρ¯。)コウブツ

映画は観たいような、観なくていいような。

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6月1日(月)。叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)の人気商品《あも》。食べてみたいものの1本1404円からで買いづらいのですが、《あもどら》なるお菓子が催事販売されていたので購入してみました。薄くて柔らかいどら焼きの皮に塩気の強いバターが効いていて、やっぱり普通に《あも》単体が食べたいという感想になりました。生どらはやはり別物だった(°∀°)テヘ

1個351円。セブンの水素焙煎コーヒー美味しい。

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6月2日(火)。『鬼滅の刃』全23巻読了。《柱》は人柱、《継子》は継承者とすると、炭治郎はどちら側に立って物語が終わるのか気になっていましたが、無惨が自ら敗北を認め、炭治郎を自分の継ぐ子に選ぶ展開には驚きました。もしも禰󠄀豆子ではなく炭治郎が鬼になっていたら、というネタを最後の最後に持ってきて、そんな立場が逆転した主人公をヒロイン2人が救うラストにも胸が熱くなりました。
(家に帰りたい、本当にもう疲れたんだ)という炭治郎の独白には涙が出ます。主人公とラスボスの最後の見せ場を絵的に魅せてくれる、藤の花の構図の美しさ。無惨の最後の言葉が「私を置いていくな」というのは実に皮肉で、千年生きようとも鬼たちを生み出そうとも、なにも繋いでこなかった憐れさが詰め込まれた叫びだと思います。

やっぱり炭治郎のヒロインは禰󠄀豆子なんだよな、とも思ったり。

そして善逸と猪之助を連れて4人でお墓参りをして生家に帰る、『ホビットの冒険』の〝There and Back Again(ゆきてかえりし物語)〟という副題を思い出す素敵な結末。この最終回手前で終わりにしておけばよかったのに(;▽;)シクシクシク

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6月3日(水)。一晩かけて考えたものの、100点満点中180点だったテンションがマイナス100点くらいに落ちた『鬼滅の刃』最終回。現代編、マジで要らないです。作中で「人間は回帰しない」とあれだけ言っていたのに、なぜ生まれ変わるのか。なぜ作品自らキャラクターの命を軽くするのか、本気で意味が分かりません。

最終回付近にカップリングが乱立する現象を《最終回発情期(ファイナルファンタジー》と『銀魂』が称したとき、ようやく時代が変わるのかと期待したものですが、ジャンプはいまだ昭和の価値観から脱却できていないようです。少年少女が成長して大人になったことを示せるビジョン、大人になったから出来ることが、結婚と出産(子孫繁栄)しか描けない社会の貧困さ。子どもを持つどころか恋愛すら遠ざかっているというのに、これから大人になる世代に同じ価値観を植えつけようとするのは害悪じゃないのか(T ^ T)グスン

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6月4日(木)。まだ書き足りない『鬼滅の刃』。一番涙ぐんでしまったのはいわずもがな、184話で隊員たちが柱を庇うシーンです。モブは本当に大切な存在で、一般市民や名もなき兵士の視点をどれだけ作品に取り入れるかは、作者の視野を測る指標だと思っています。
主人公が絶句してしまう、もっともらしい正論を吐く敵もまた、魅力的な悪役の条件のひとつ。「自分に遭ったのは天変地異と同じ」という無惨の言葉には一理あります。でも自然災害に意志はないのよ。全員でラスボスを倒す展開も、卑怯だとかリンチだとか感じる人もいるでしょうが、自分は仲間同士の連携が見たいし、バラバラで挑むのはむしろアホだと思います。一対多数は敵が圧倒的に強い証拠です。無惨が途中で逃げようとするところも、勝負に固執するバカじゃなくて好感度が高かったです。

義勇さんが炭治郎の刀を一緒に握るシーンにも燃えました。義勇さんは確実に死ぬと思っていたし、なんなら鱗滝さんも死ぬと思っていたので、2人が生き残ったのは本当に意外。死してなお頑張り続ける珠代さんの「お前を弱くすればいい」はめちゃめちゃかっこよかったです。縁壱視点の巌勝兄上は思っていたとおり印象が違くて、縁壱さんやっぱり罪深い。『半神』を妹側から見ている気分((;゚Д゚))アワワワワ

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6月5日(金)。作り置きおかずだけじゃ畑の小芋を消費しきれなかったので、シーフードミックスとペンネを入れてポテトグラタンも作成。

最近は金曜か土曜に料理しています。
どちらかというとソース少なめのグラタンが好き。

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6月6日(土)。ひと月遅れで誕生日プレゼントにリクエストしていた、アフタヌーンティーに連れていってもらいました。ワンドリンク付き1人3500円と、都内だったらありえない破格さ。以前にもランチしたことのあるお店なので味も保証済み。朝食を抜いて、待ち合わせ場所まで歩いて、お腹を空かせて準備万端です(*°▽°*)ワクワク

6月のメニュー内容。
ブログ画像は16:9と決めているので撮り方に困る。

甘いものに手をつけるまえにコッペパンサンドとスープを頂きました。ジューシーな野菜とひき肉を挟んだ噛み応えのあるパン、ビシソワーズは塩気控えめで芋の甘みを活かしたまろやかさ。美味しいですが冷めたメニューばかりで、スープぐらいは温かいものがほしかったかもと思ったり。次に手を伸ばしたのは上段のスコーンと自家製ジャム。しっとりした生地で、自分はもうちょっとざっくりした素朴なスコーンがry(好みにうるさい)

夏野菜の彩りが鮮やかなコッペパンと真っ白なスープ。
ラズベリージャムはソースのように緩め。

ずんぐりしたフォルムが可愛いポットに淹れられたダージリンティーを飲みながら、食べる順番に悩む幸せな時間を過ごしました。サクサクのパイと瑞々しいフルーツとカスタードクリームが贅沢なミルフィーユ。中身はなにも入っていないシンプルさが攻めているメロンショート。ピスタチオクリームとアメリカンチェリーの組み合わせが意外に甘すぎないタルト。めちゃめちゃレモンの酸味が効いているタルト・シトロン。間違いない美味しさの濃厚なチャイ・チーズケーキ。自分が一番好きだったのは、ザクザク食感のクランブルがたまらないダブルベリーのチーズケーキでした。ひとつひとつの満足度が高く、有名店のケーキバイキングでも同じ値段でこのレベルの味は提供できないだろうと想像します( • ̀ω•́ )✧キラーン

大きくないけど小さいわけでもないケーキたち。
入れっぱなしの茶葉がかえって嬉しいティーポット。

少し苦しそうな母と姉を横目に、6種類のケーキをぺろりと平らげて、滞在時間2時間制のお店をあとにしました。帰宅後にレシートを見たらお会計に問題があったと発覚し、接客の評価は下がってしまいましたが、アフタヌーンティー自体は大満足だったし時期によってメニューも変わるので、また利用したい気持ちはあります。今後はミスがありませんように(。-_-。)ヤレヤレ

食後は腹ごなしに公園を散歩しました。園内全体を回る時間はなかったので、またの機会にゆっくり散策してみたい。暑すぎない気温に爽やかな青空、これくらいの天気のまま夏が終わればいいのに(´・Д・)」ムリムリ

風車とハス池。