2月2日(日)。地球の公転周期のズレから、今年は1日早い節分。コウケンテツさんの《巻かないキンパ》のレシピの方法で《海鮮のり巻き》を作りました。ラップの上に酢飯を広げて、【生協】の海鮮丼の具ときゅうりと大葉、たくあんとカニカマを挟んで、さらに酢飯を乗せます。棒状にぎゅっと整えてから、大判サイズを半分に切った海苔をくるくる巻いて、ラップに戻して馴染ませる。巻き簾いらずで簡単ですが、それでも時間はかかりました。食べるのは一瞬なのになぁ(´Д` )ハァン

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2月3日(月)。映画を観たり東京に出かけると、ブログの内容は充実するんですが、執筆に時間がかかります。今年はいちおう毎週日曜更新を目標にしてるのに、なかなか書き終わらない(・m・*)グヌヌ

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2月4日(火)。偶然見た「ダイエットのコツは食べ物について考えない時間を持つこと」というインスタ投稿に、それな!!と激しく同意した日。というのも自分は運動を習慣化できる気がしなくて、どうにか食べ物によるダイエットを目指してきたんですが、それにも限界を感じていて。食べることが好きすぎるので、食べたいとか食べちゃダメだとか、その思考がすでにストレスなのです。
なので食べ物へのアクセスが容易な家で過ごさない、なるべく外出する生活をしばらく続けてみようと思いました。食事はお弁当持参。間食は買い食いしないかぎり不可。なによりやりたいことに集中して、ダラダラした時間の使い方をしないこと(ㆁωㆁ*)キリッ


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2月5日(水)。来週のバレンタインの買い物をしました。【リンツ】の《リンドール》が去年は1個あたり税込154円だったのに、今年は税込183円になっていて慄く。【ホテルショコラ】の閉店も相次いでいるらしく、円安が心から憎いです。【BLACK HOLE】の柳下毅一郎さんの「翻訳家は輸入業者」という言葉が目から鱗だったんですが、輸入チョコレートと同じように外国映画や海外文学が高くて買えない、入ってこない国になる可能性を想像すると、ズーンと暗い気持ちになります(||๐_๐)ゲンナリ

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2月6日(木)。アリ・アッバシ監督3作目『聖地には蜘蛛が巣を張る』を自宅鑑賞。
2000年代初頭のイラン。巡礼者で賑わう聖地マシュハドでは、売春婦だけを標的にした連続殺人事件が発生していた。「街を浄化する」という声明のもとで犯行を繰り返す殺人鬼、通称《蜘蛛殺し》を追う女性ジャーナリストのラヒミは、捜査に消極的な警察に痺れを切らして、自ら囮(おとり)になる作戦に出る。
実際にイランで遭った娼婦連続殺人事件に着想を得たクライムサスペンス。エンタメに落とし込んでいるので見やすいですが、それでも(いい意味で)胸糞悪い映画ではありました。犯人の人物像は恐ろしいと同時にしょうもない。聖地を娼婦が汚していると言うが、なんで女を買う男は罰しないのか。「淫売」と女を罵りながら犯す男たちの、被害者意識はどこからくるんだろう。アフガンの阿片なんてヤバそうなものを打ってまで体を売る彼女たちの事情を、なぜ誰も顧みないのか。殺人犯を英雄視して釈放を求める街の市民たち、主人公のホテルの部屋で迫る警官、犯人の妻が口にする女性による女性差別、殺害方法を誇らしげに再現する少年、全部が最悪です。
タバコを吸ったりバゲットサンドにかぶりつく、主人公ラヒミのかっこよさが有り難かったです。協力してくれた男性記者シャリフィに軽くキスして、振り返ることなく足早に去っていく姿にほっこりしました。〝イラン版『タクシードライバー』〟というコメントが使われた15秒予告がありますが、トラヴィスが売春宿を襲撃して殺したのは女性じゃないので、ポン引きと客の男たちなので一緒にしないでほしい。トラヴィスに謝って( º言º)ギリィ
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2月7日(金)。デヴィッド・リンチ監督マラソンを始めたいと思います!まずは長編デビュー作にしてカルト映画『イレイザーヘッド』を初鑑賞。

印刷工のヘンリーは、ガールフレンドのメアリーから実家の晩餐に招待され、彼女とのあいだに子どもが出来たことを聞かされる。結婚はしたもののなにもしない夫と、一日中泣いている奇形の赤ん坊に耐え切れなくなったメアリーは家を出る。残されたヘンリーはひとりで赤ん坊の世話をしなければならなくなるが、次第に精神を蝕まれていき……。
見てしまったが最後、一生忘れられない映画がたまにありますが、本作はまさにそれだと思います。どの映画にも似ていない強烈な映像体験と音響効果に、内容はしんどいのに口元が綻ぶような感覚でもって鑑賞しました。が、終盤にかけては結婚する気はなかった、子どもなんてほしくなかった、とでもいうようなヘンリーの行動につらい気持ちにもなりました(;ω;)グスン

リンチのほぼ実体験らしい本作。撮影現場ではスヌーピーの兄からとって《スパイク》と名付けられていた奇形の赤ん坊のモデルは、長女のジェニファーさんだそうです。あんまりな姿に自分だったら父親に文句を言いますが、5年も費やしてこんな映画を作るほど、子どもを持つこと、父親になることへの不安と向き合おうとしたリンチには、称賛を贈りたい気もします。実際の家庭生活がどうだったのか知らないので保留しますが。
パパが部屋を出ていこうとするたびにぴぃぴぃ泣きわめく《スパイク》に、笑うと同時になんともいえない悲しい気持ちになります。アパートのロビーがすでに『ツイン・ピークス』っぽいのはテンションが上がりました。食卓に出されたローストチキンが血を流して悶絶したり、引っこ抜けた生首をイレイザーヘッド(鉛筆の消しゴム)の材料にする工場などもどうかしてますが、メアリーの家の晩餐会の居た堪れなさと、笑顔で精子を踏み潰すラジエーターの中の女が恐ろしかったです。

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2月8日(土)。水曜から旅に出ている父の不在を楽しむため、母と外食に出かけました。気になっていたカフェのモーニングは平日限定メニューで肩を落とし、隣のパン屋さんで《メロンパン、キーマカレーパン、クリームパン、パウンドケーキ、バナナ食パン》が入ったお買い得なセットとチキンサンドと珈琲を購入して、2人で分けて食べました。川沿いのお店は強い風が通り抜けるのか、イートインは室内でも少し肌寒かったです。しかし朝からパン盛り盛りで幸せでした(*´꒳`*)ムフー

母が奢ってくれたピーナツラテは美味しいんですが、あまりピーナツの味はしなかったです。

ホームセンターで【マツ六】の《ゲートレバー用替えラッチ60mm》を購入、帰宅後に1階トイレのドアノブの修理をしました。数日前からレバーを下げても扉が開かず、レバーを上げると扉が開くという謎の症状に調べたところ、放っておくと扉が完全に開かなくなる可能性が大、と知って慌てて対応。築30年の家なので同じ部品の扱いがあるか心配でしたが、無事見つかって元通りになって一安心です。誰もいないときにトイレに閉じ込められる、最悪の事態は回避できました(o^-‘)bグッ