9月28日(日)。在日コリアン3世の辛淑玉(しんすご)氏を主役にしたドキュメンタリー『ホルモン』を、帰省中の姉と自宅鑑賞。
自分はドキュメンタリー映画の鑑賞中、集中力が切れてしまうことが多々あるんですが、本作はクリアな映像とテンポのいい編集でとても見やすかったです。【のりこえねっと】【デモクラシータイムス】などのYouTubeチャンネルで辛淑玉氏の姿は目にしていますが、その経歴についてはまったく知りませんでした。本人の言葉と声で語られる半生には驚くことばかり。ポジティブなエネルギーの塊のような人柄に、自分などは気後れしてしまう印象があったんですが、そう在らなければならなかった在日韓国人としての境遇、日本社会に蔓延する差別と放置されたままの歴史問題に、あらためて襟を正す気持ちになりました。
午後は助手席で不慣れなナビをしつつ、姉の運転でドライブ。パン屋さんのイートインでお茶しました。レモン風味のアイシングがかかったシナモンロール303円と、たっぷりした量の珈琲Lサイズ506円を注文。少し時間を置いて運ばれてきた珈琲が淹れたてで嬉しかったです(*¯ч¯*)ゴクゴク

最近にも限りませんが、自分の話をして傷つくことが多くて、相手の反応を期待するのはやめたいとよく考えます。日々の出来事はブログに書けるんだからそれで満足すればいいのに、なんで声にして語りたがるんだろう(+д+)ハァ…
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9月29日(月)。わけあって作り置きおかずの記録はもうやめようと先週は写真も撮らなかったんですが、なにせ3・4時間かけて作っているため、月曜はほかに話題もないのでした(´Д` )ハァン

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9月30日(火)。気になっていた【わらび餅ドリンク】を初体験。

見た目に惹かれてスイーツドリンクを頼んだものの、けっきょく甘味と飲み物はそれぞれ別々に味わうのが良いという結論に至る自分ですが、それでも新感覚で美味しかったです。細かく砕かれた甘いわらび餅は存在感があり、独特の食感とほろ苦い抹茶が口の中でよく絡みます。不満があるとすれば氷の量が多すぎることと、カップの底にわらび餅が残っているのに上手く吸えないことでしょうか。冬季にはホットも扱うらしいので、次は氷なしで飲みたい(。・н・。)ムグムグ
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10月1日(水)。『ツイン・ピークス/ローラの日記』を読了しました。著者はデヴィッド・リンチ監督の実の娘であるジェニファー・リンチ。リンチ作品でいえば『イレイザーヘッド』の奇形児の原形、というと語弊がありますが、あの通称《スパイク》がローラ・パーマーになりきって書いた話だと思うと、なんだかたまらないものがあります(*´∀`*)ウフフ
あくまで創作小説なので、ドラマ本編を補完するとか謎が解けるといった類いのものではありません。しかしそれでも死者、あるいは回想シーンでしか登場しないローラ・パーマーの一人称で綴られた、12歳から17歳までの記録だと思うと興味深い。年下だと思っていた従姉妹のマディがローラより年上だったり、ローラとボビーがすれ違いながらも本気で愛し合った時期があったり、ドラマと印象が違う部分も多かったです。ジェームズについてはいつ言及されるのかと読み進めていたら、まさかの××で驚きました。嘘か本当か、ハリー保安官の恋人で未亡人のジョシーがローラに迫った記述など、男性だけでなく女性とのセックスもほのめかされています。

ドラマのシーズン1を見たときから、ローラの生活はハードすぎやしないかと思っていましたが、やはり薬によって睡眠も食事も削り、学業にバイト、ボランティアに売春などの時間を捻出、プロポーションを保つための手段にもしていてクラクラしました。覚醒剤を使ってトリプルワークをこなす低所得者、食欲減退の痩せ薬としてコカインを使用する若者など、アメリカの社会問題は耳にしたことがあります。しかしローラの場合、もともとは夢に現れるBOB(ボブ)から逃れるための手段であったはずなのに、セックスとドラッグによって現実もまた悪夢と化しているのです(;ω;)グスン
思春期らしい性への好奇心と恐怖。被虐的でありながら加虐的であり、自信家であると同時に卑屈で、夢見がちでありながらペシミスティックな、相反するもののあいだで揺れ動くローラ・パーマー。賢くて冷静、愚かで支離滅裂な17歳の少女は、日記の残りのページ数が少なくなるにつれ、徐々に疲れ果て、静かに老いていき、やがて死を恐れながらも、自ら死を望むようになる。
リンチ監督は「自分はローラ・パーマーに恋をしている」と口にします。不謹慎で後ろ暗いその感情を、自分も分かるような気がするし、本書を読んでよりいっそうローラを愛さずにはいられないと感じました。『ツイン・ピークス』ファンとは、世界で最も美しい死体であるローラ・パーマーと、デイル・クーパー捜査官に魅せられた人たちだと思います。

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10月2日(木)。昨夜の勤務中に何度かくしゃみが出て嫌な予感がしていたら、やっぱり風邪をひいた感覚があって、急いでドラッグストアに向かいました。ドリンクタイプの風邪薬、四次元マスク、経口補水液、サプリとのど飴を購入してこれ以上悪化しないよう対策しつつ、仕事以外の時間は安静に過ごしました。
しかし夜は疲れているのに、目を閉じてるのに眠れない、寝てない感覚がずっと続いたまま、まんじりともせず朝を迎えてしまいました。都内に出かける予定なのに!(T⌓T)ダバー
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10月3日(金)。当初は9月に行く予定が、母が風邪をひいたため延期していた【東京国立近代美術館】の戦争絵画展《コレクションを中心とした特集:記録をひらく 記憶をつむぐ》を見に、二人で【竹橋】へ出かけました。今度は自分が風邪をひいていることは黙ったまま(>д<;)ウウウ

非常に見応えのある展示でした。第二次世界大戦における日本の帝国主義、植民地支配における搾取と差別。目を背けたくなる残虐行為や、ブラックジョークとしか思えない馬鹿馬鹿しさ、今も変わらず根付いている軍国主義的な価値観には深い憤りを覚えます。
【大日本帝国】とはなんだったのかを端的に示しているのは、和田三造氏の『興亜曼荼羅(こうあまんだら)』という絵だと思いました。当時の内閣が構想した《大東亜共栄圏》という対アジア思想を図象化した作品だそうですが、画面の中央、日本を表しているという白い大理石の塊は、どう見ても西欧の彫像にしか見えないのです。日本の戦果と勝利を描いた絵画の多くが西洋画である理由、「日本画だとスペクタクルが伝わらないから」という言い分は理解できますが、それでも違和感を覚えずにはいられない。権力者たちが後生大事に唱える「日本」とはなんなのか?ただのハリボテにすぎないのではないか?
一番いいなと思った絵は、猪熊弦一郎氏の1941年の作品『長江埠(ちょうこうはとば)の子どもたち』。中国の子どもたちが可愛らしく描かれる一方で、とても冷えたまなざしでこちらを見つめている。数少ないプロパガンダの匂いのしない作品です。
反対に、子どもに軍国主義を植えつけようとする絵本、非科学的でインチキだらけの誇大広告、特に【大政翼賛会】のポスターのキ◯ガイっぷりには閉口しました。不登校の自分が唯一通った小学校にも二宮金次郎像があったのを思い出してうんざりしたり、【満州グラフ】【雑誌アンポ】といった雑誌の存在に驚いたり。それにしても昭和の出版物は字が小さい。全然読めぬ(◎△◎)ジッ
【特攻】とは《特別攻撃》の略だとか、【銃後】とは《前線》の対義語として背後で支援する一般国民を指すだとか、分かっているようで分かっていない言葉の意味を再認識したりもしました。部隊が《全滅》したことを【玉砕】、国民から《徴収》することを【総力戦】などと言い換えるいやらしさには警戒を怠らないでいたい。

会場を出ると、展示を見ているあいだは耐えられた体調が保てなくなって、ベンチで少し休みました。正午を過ぎたので、竹橋駅直結のビジネスセンターで毎日新聞社の建物としても有名な【パレスサイドビル】に移動。地下1階にある【まる竹「庵」】でランチにしました。
レトロだった店内は和モダンな雰囲気にリニューアルされたらしく、値段もお手頃、接客の印象もよかったです。東京の蕎麦はやっぱり自分には醤油味が濃く感じられましたが、鶏肉も柔らかくて美味しかったと思います。量は多くないのに食べきれなくて、母に協力してもらいました。調子がよかったらもっとちゃんと味わえたのに(;∀;)ピエン

無理に食事をしたら気分が悪くなってしまい、平気そうなら伝えないつもりでいましたが、もう黙っているわけにもいかず。風邪をひいていることを打ち明けると、母は怒らないで納得してくれました。また延期になることを避けるために強引に出かけた自分を反省していると、東京メトロ《24時間乗車券》をポケットから落としたことに気づいて再度、美術館に引き返しました。無事に見つかったのでさらに落ち込む事態は避けられましたが、銀座方面に移動する予定は諦めて大事をとって地元に帰ることになり、けっきょく乗り放題きっぷは活用されないまま帰路となったのでした(;▽;)シクシク
電車内で座って休めたおかげか、最寄り駅に着く頃にはだいぶ体調は落ち着いてきました。カフェに行けなかった悔しさと母にお詫びしたい気持ちもあって、自分の奢りで地元の古い喫茶店へ。母はケーキセット、自分はチョコレートパフェ750円とホットブレンド450円を注文。パフェが食べられるくらい回復すると分かっていたなら銀座に向かったのに、と未練がましくぼやいていると、地元まで帰ってきたから元気になったんでしょ、と釘を刺す母。ぐう正論( •́ω•̀ )ショボン

帰宅後、次回からは体調が悪いときは次の予定を合わせるのではなく、各自で出かけるようにしよう、と母と合意しました。美術館は1人でも楽しめるし、9月の時点でそうすればよかったねと。確かにそのほうが気を遣わないし、お互いに無理をしなくて済みます。ちょっと寂しいけど( ‘-‘ )スン
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10月4日(土)。都内に出たことで悪化するかと思った風邪にあまり変化はなく、胸を撫で下ろして静かに過ごしました。職場では厄介な新人の研修をようやく終わらせられたので、これまた肩の荷が降りました。自分の役目は終えたので、あとはもう当人の問題なので知りません( º言º)ギリィ
しかし最終確認を行なわなければ研修を終わらせられないと責任を感じていた自分に対し、ほかの部署からクレームは来てないし運営に支障さえなければ問題ナシとほざく、上司のいい加減すぎる発言には本気でブチキレかけました。クレームも支障も生じたら手遅れだろうが。そのテキトーな性格と極論がプラスに作用する状況もありますが、真面目に仕事してる人間をバカにしているのかと問いたいです。こちらの作業内容を把握もしていないくせにヾ(*`Д´*)ノムキー!!



