第37・38週の備忘録:はじめてのアフタヌーンティーと歌舞伎座。

※諸事情により備忘録をずっとサボっておりました……。二週間ずつ、まとめていきますm(_ _)mペコリ

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9月8日(日)。知人から台湾の伝統菓子【緑豆椪(リュードウポン)】なるものを頂きました。聞くのも見るのもはじめての食べ物です。中秋節のお菓子らしく、うさぎと月のイラストが可愛い箱に入っていて《台湾式月餅》と書いてあります。……もしかして、買うとそれなりのお値段するのかしら……。食べるとパイのような層になった生地に、名前のとおり緑豆と思われる、ほんのり甘い餡が入っています。緑豆餡オンリーの甘いタイプと、醤油味のかつお節のような粉末が詰まっているお惣菜タイプの2種類がありましたが、緑豆餡オンリーのほうが美味しいかな笑

画像はお惣菜タイプ。

冷えたものをそのまま食べると口の中がモソモソしますが、温めるとしっとりして美味しいです。これが月餅といわれると首をひねるし、馴染みのある小豆餡のものが食べたくなりますが、いつか出来たて作りたての緑豆椪を食べてみたいと思いました(*´꒳`*)ムフー

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9月9日(月)。作り置きおかずを8品作成。

ガリバタ醤油焼きしいたけ美味しい。

そしてなんとなく観そびれていたホラー映画『M3GAN/ミーガン』を自宅鑑賞。

2023年/アメリカ/102分

ミーガンの〝人間に近いリアルなお人形〟感が面白く、その動作や表情だけで楽しい一本でした。ミーガンの持ち主であるケイティは現代っ子らしいカジュアルな服装なのに、ミーガンはプリンセスラインのワンピースやコートなど、妙にクラシカルなところも好みです。

両親を事故で亡くしたばかりのケイティに対し、叔母のジェマが本当に子育てに向いていないダメな大人で、呆れるやら笑ってしまうやら。自分の時間がなくなるのはつらい。でも親の代わりに面倒をみてくれるロボットがいるなら、子どもは親なんて必要としなくなる。子どもは親を親だから愛するわけじゃなく、自分にどれだけ目を向けて時間を割いているかを感じとってそれに応える。ミーガンを造っておきながら開発者のジェマがそのことに気づいていないのがアホでよかったです(´∀`)ウフフ

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9月10日(火)。口寂しいときチョコレートを食べてしまう代用品として【生きなこ】を作ってみました。体に良いものしか入っていないし、食べると喉が渇くので水分摂取も進みます。ただし食べすぎには要注意(°∀°)テヘッ

材料はきな粉、はちみつ、豆乳、塩のみ。

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9月11日(水)。去年のこの日、最初のブログ記事を上げました。つまりはブログ1周年でした。なんとか続けられていることにホッとしています。これからもよろしくお願いします<(_ _)>

おやつに作ったショコラテリーヌ。

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9月12日はバンタンのリーダー、RMことキム・ナムジュン氏の誕生日であり、自分の母の誕生日でもありました。推しと誕生日が一緒とか羨ましい。

しかし肝心の本人は旅行中なので、お祝いは後日行います。先月銀座で試した《アンダーベルト》は、プレゼントと一緒に自分用も購入してしまいました。立ち仕事の倦怠感や執筆時の集中力のなさが改善されるといいなぁ( •́ω•̀ )ウルウル

箱の裏地の派手さにびっくりした。なんで和風?

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9月13日(金)。明日は姉が帰省するので、お野菜いっぱいの作り置きをしました。

焼き野菜のトマト南蛮漬けをたっぷり。

帰宅した母から、金沢の限定品らしい《加賀てまり》のピアスを貰ったり、石川県輪島市の被災写真を見たり、ボランティアに参加した話を聞いたり。このときは約一週間後の21日、記録的な豪雨によってさらに深刻な状況になるとは思ってもみませんでした……(;д;)ウウッ

《中田屋のきんつば》と《横浜ハーバー》でおやつ。

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9月14日(土)。母の誕生日祝いに姉と3人で、はじめてアフタヌーンティーを体験しました。小さな可愛いお店ですが、ベルギー王室御用達チョコレートを扱うカフェとのことで期待はたっぷりです(*°▽°*)ウキウキ

メニューはポット2杯分を選べる紅茶に、オニオンスープ、三角サンドイッチ3種、オープンサンドとバンズサンドが1種ずつ。スコーン2種に、クロテッドクリームとジャム。小鍋に入ったチョコレートフォンデュ、フォンデュ用の果物にナッツ、ドライフルーツ、マシュマロといったお菓子の数々。都内だと5、6千円しそうな内容ですが、3410円という良心的な価格がありがたいです。

どう写真を撮ったらいいのかわからない。

しかしサンドイッチの中身がマヨネーズベースにコンビーフに明太子にサーモンと、自分の苦手な要素が重なってしまって、一緒にいる2人に気を遣わせて申し訳ない……。スコーンとジャムと紅茶は美味しかったし、はじめてのチョコレートフォンデュも楽しかったです。王道のバナナとマシュマロは間違いない(*¯ч¯*)モグモグ

ベルギーチョコでフォンデュという贅沢。

帰宅後、リカチ著『星降る王国のニナ』を最新14巻まで読了しました。主人公ニナをめぐる相手は、読者のあいだでもアズール派とセト派に分かれるそうですが、自分は断然セト派です(`・ω・´)キリッ

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9月15日(日)。友人(姉の同僚)から自分と母宛てに、有名な【LeTAO(ルタオ)】のチーズケーキ《ドゥーブルフロマージュ》が届いてびっくりしました。出張みやげらしいです。

気を遣わせて悪いなぁ1ホール2千円するよなぁと思いつつ、頂いたらこれが、め、めちゃめちゃ美味しい……!!ほろりと口どけるのに濃厚で、しっかりとコクがあるのに重くないしつこくもない、マスカルポーネムースとベイクドチーズケーキ二層のコンビネーション……!チョコレート味の《ショコラドゥーブル》も一緒に送られてきたんですが、ちょっと我が家だけで消費するのはもったいない、というか送ってくれた本人は食べたことがないらしいので、賞味期限が切れる前に姉の会社に行ってみんなで分けて食べようと思います。それまで冷凍庫にしまっておこう(*’ω’*)エヘン

だいぶ食べたあと。姉のくれたラベンダーほうじ茶も美味しい。

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9月16日(月)〜19日(木)。このあたりの記憶が曖昧で、簡単なメモも撮った画像もなく、書くことが思いつきません( ̄▽ ̄;)ハハハ

十五夜なので【崎陽軒】の月餅を食べました。小ぶりで1個150円とお手頃価格なんですが、ナッツ等の具が入っていなくてちょっと物足りない……。

黒ごま、抹茶、栗、焼き芋など種類があります。

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9月20日(金)。歌舞伎のチケットを貰ったので、母を連れて出かけました。日比谷線で東銀座駅を下車、歌舞伎座へは駅から直通です。わりと早くに着いたので、先に地下のお土産コーナーを見て回りました。歌舞伎グッズはもちろん老舗の和菓子や雑貨など、取り扱い商品は多岐に渡っていて見ているだけでも楽しいです。

歌舞伎デザインのゴジラTシャツがかっこよくて、ちょっとほしくなっちゃった。

昼食用のお弁当をこの地下のコーナーで買う予定だったのですが、「次の公演はお弁当付きです!」と売店の人が呼びかけていて、半信半疑な気持ちで入場、立派なお弁当とお茶パックを一人1つずつ渡されました。なんという太っ腹……!!しかしチケットの案内には説明もなにも、いや嬉しいんですがどこでなにを食べようか悩んでいた時間はいったい……(´Д` )アアン

背後は東銀座駅直結のオフィスビル【歌舞伎座タワー】です。

歌舞伎を観るのは生まれてはじめてで、なんの予備知識もなく理解できるのか不安でした。が、イヤホンガイド(800円)を聴くと分かりやすくなるとのことで、迷わずレンタル。実際、これが本当に鑑賞の助けになりました。

登場人物が舞台に上がると同時に役名と俳優を教えてくれるだけでも有り難いのですが、どういったストーリーのどんな場面なのか、どんな時代背景と人間関係があって、この人物はどんな葛藤や迷いを抱えているのか、初心者に馴染みのない歌舞伎の表現を分かりやすく解説し、演目の見どころを教えてくれます。音声ガイドにばかり意識が向いて肝心の芝居に集中できなくなるのではないかと懸念しましたが、そういったこともありません。舞台の邪魔にならない絶妙なタイミングで説明が入ります。生放送じゃないよね?と不思議に感じていましたが、あらかじめ録音しておいた音声をオペレート室で間合いを見ながら、1回ずつボタンを押して放送しているそうです。なるほど(о゚д゚о)ホエー

幕間の様子。三階席なので花道はほぼ見えず。

肝心の演目については、第一部の『摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)』がこれまで触れてこなかった芸術を味わった感覚が強く、胸がいっぱいになりました。名家の後妻となった《玉手御前(たまてごぜん)》は、継子である《俊徳丸(しゅんとくまる)》に恋慕し、許嫁である《浅香姫(あさかひめ)》が愛想を尽かすように、俊徳丸に毒酒を飲ませて業病の身になるよう仕向ける……しかし玉手御前の本当の狙いは、真意は……というストーリーです。

以下ネタバレになりますが、話に不自然なところはたくさんあります。玉手御前から逃げるために家を出た俊徳丸が、なんでよりにもよって玉手御前の実家に身を寄せるのか。異母兄の《次郎丸》が俊徳丸の殺害を企てている、どちらも玉手御前にとっては大事な継子であり、二人を同時に救うために俊徳丸を病に仕立てて出奔させる……という計画は回りくどくないかとか。そして病を治す秘薬というのが、玉手御前自身の肝臓の生き血。なんでそんな大変な方法を……((;゚Д゚))アワワワワ

しかし舞台を見ているあいだはさほど気になりません。観客を感情の波に引っ張り上げる、芝居の熱量と盛り上がりによるものだと思います。ちなみに演目名の〝合邦〟とは、玉手御前の父親である《合邦道心(がっぽうどうしん)》のことです。

昼食のお弁当。上品な味付けで美味しかったです。

第二部・第三部の『沙門空海(しゃもんくうかい)唐の国にて鬼と宴す』は、第一部とは打って変わって分かりやすいエンタメ作品でした。原作は『陰陽師』シリーズなどの作家【夢枕 獏(ゆめまくらばく)】。主演は松たか子のお父さんである【松本幸四郎】。正直こちらはドラマというより大がかりな舞台装置や衣装の煌びやかさ、歌や踊りを楽しんだ感じです。幸四郎氏が演じる天真爛漫な《空海》に、ニコニコしながら鑑賞しました。

公演が終わったあとは屋上庭園を覗き、歌舞伎座ギャラリーを見て、あづま通りにある老舗の喫茶店【トリコロール本店】へ。

今は珍しい回転ドアの素敵な入口。

1936年創業。店構えがアンティークで美しく、サバランが有名なお店です。サバランが好物な母を連れて行きたくて楽しみにしていたんですが、残念なことに自分たちが訪れたときには売り切れでした(号泣)。めっちゃショック……。代わりにアップルパイを注文しましたが、林檎の果肉感が柔らかすぎて自分の好みと違くて残念でした(;ω;)メソリ

いつかまたリベンジ……泣。

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21日(土)。作り置きおかずを12品作成しました。

豚バラ豆もやし大好き。