冬支度DIYその6:浴室の二重窓作り。

※こちらの記事は昨年12月の作業記録になります。

当初の予定よりも大幅に遅れている《冬支度DIY》。玄関、台所に続いて次は、お風呂場の二重窓に取り掛かりました。

築30年の我が家の浴室の床はタイルです。夏はひんやりでいいのですが、冬場はめちゃくちゃ寒い。とにかく寒い((+_+)) ブルブル。自分は寒がりの冷え性だし、年齢を重ねた両親のヒートショック(室温の急激な変化によって血圧の乱高下などを引き起こす現象)も気になります。

いつかユニットバスに変えたいな〜と夢見つつ、最近の凄腕DIYerさんのように左官工事にまで挑戦する気は起きません……。やはりお金をかけてリフォームするなら水まわりでしょう。だからこそ、今の自分にやれそうな対策は自分でやるのです!(`・ω・´)キリッ

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今回もまずは掃除から。

外から見た浴室の窓。

お風呂場に付いている面格子は台所と同じタイプの、自分には取り外しができないものでした。台所は室内に明るさがほしくて面格子を壊しましたが、浴室はなくすつもりはありません。防犯と同時に目隠しも兼ねているので。

しかし閲覧注意なほどに汚い……( ´Д`)アラヤダ

網戸のストッパーのネジが回らず、
下の戸車を取るかたちで、強引に外しました。

上から引っ張り上げて網戸と窓をいったん外します。すりガラスの窓はそれなりに重くて、一人で持ち上げるにはちょっとしんどい。

外から見る、タイルのお風呂の不気味さよ。
緑色のこれはカビ……?

室内と室外どちら側から掃除するか一瞬迷い、面格子が邪魔だろうと気づいて浴室へ。シャワーヘッドを伸ばしたら窓まで届いて、やった!お湯が使えるぞ!と楽しくなってきました((*º▽º*))ウキウキ

ご近所さんに見られませんように。
掃除道具はいつもと変わりません。

掃除を始めた時間が遅かったため、あっというまに日が暮れてきました。

ストッパー?の汚れが気になるけど取れない……。

薄暗い中で重たい窓も洗って拭いて、もとに戻そうとしたら上下が逆なことに気づかず、悪戦苦闘。無理矢理レールに乗せようとして、窓の一部が少し歪ry(-ε´-=)ゲフンゴフン

でも綺麗になりました!

掃除Before。
掃除After。

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別の日に網戸の張り替え(省略)。

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二重窓の素材には悩みました。板はいつもの中空ポリカーボネートでいいのですが、問題は窓枠とレールの素材です。浴室は濡れるし湿気もあるので、木材は使えない。金属はステンレスなら錆びませんが、そこそこ値が張ります。

検討した結果、【光モール】というメーカーの《透明バインダー15》をポリカに挟み込むことで窓枠に見立てることにしました。レールは同じく光モールの《カブセ9》を代用します。《ガラス戸レール》という商品とどちらにするか迷いましたが、ガラス戸レールの明るい茶色よりもカブセのやや暗い茶色がいいと判断しました。

https://h-mol.co.jp/productcategory/plasticmall/kabuse/ から。
ホームセンターで素材を確かめました。

サイズが《9》なのは《5.5》のカタチだとレールに見立てられないからです。窓に対してかなり幅広のレールになりますが、そこは妥協しました。倒れてこなければよいのです(`‐ω‐´)モンダイナシ

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台所と同じようにカビとりもしておきます。

カビとりBefore。
カビとりAfter。

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《カブセ9》が近所では売っていなかったので通販で取り寄せて、準備が整いました。

木製の二重窓に比べて、材料はシンプル。

まずはレール作り。カブセの長さを測ってカットします。強度のないプラスチックなので何度かカッターを滑らせると、ポキッと折れました。(端っこは目に入らないからいいや)と自分は無視しましたが、やすりをかけるのがベストでしょうね(°∀°)ヒトゴト

ガタガタなままの切り口。

長さが合っているか確認して、両面テープを張ります。両面テープは《強力》《屋外》《耐候性》と書いてあるものを選びました。いつもはマスキングテープを貼ってその上に両面テープを重ねるのですが、防水じゃないため今回は使用しません。

はみ出さない幅のテープを選ぶことが大事です。

浴室の窓にレールを敷きます。位置を測って目印を付けて、剥離紙を剥がしながら少しずつ貼り付けます。耐候性の両面テープはゴムみたいな質感で、ぐに〜と伸びるとくっついて戻らないのが難点でした。

ヨレて凸凹になったテープ。
下のレールを敷くのは楽しい。
上のレールは大変……。

上レールが曲がっていて後日、母に協力してもらって貼り直すのですが、その様子は割愛(・ω<) テヘペロ

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窓作りに取り掛かります。《ハモニカーボ》を窓のサイズにカット。《透明バインダー》も合わせてカット。バインダーはカブセと同様にカッター、または大きいハサミでも切ることができました。

あとはハモニカーボの四辺をバインダーで挟むだけ!と思いきや─────なぜか、スムーズに入っていかない。グッグッと押し込むと真ん中あたりまでは進むのですが、そこから先が動きません。

あと少しのところでつっかえたバインダーorz

けっきょくこちらも母に助けてもらい、ハモニカーボを押さえる役とバインダーを押し込む役の二人がかりでようやく作り終えました。思いがけない力仕事に疲労困憊(。´-д-)ツカレタ

無理矢理にハメようとして凹んだポリカ。
それでも完成!!

そうして出来上がった浴室の二重窓がこちらになります。角材で作った二重窓に比べて軽くてたわむので、レールに乗せるのも簡単でした。

Before。
After。

厚さ3mmのハモニカーボの窓に9mmのカブセを代用したレールですが、倒れてくることはありません。スライドが少し引っかかるのは家の歪みが原因でしょう(-△-)ウーム。窓もレールもすべてプラスチックなので濡れても安心。窓ガラスの結露も減りました。

カビの様子は今後観察していきたいと思います。

きっちり密閉!隙間ゼロ!な造りではありませんが断熱効果はしっかりあって、「お風呂のお湯が冷めにくくなった」と母は言います。自分は浴室で濡れた体を拭くとき、あまり冷気を感じなくなったのが嬉しいです♡(*´꒳`*)

以上、浴室の二重窓作りでした!!