第25週の備忘録:おかえりなさい、ユンギさん。

6月15日(日)。お気に入りパン屋さんの今月限定商品、ルバーブデニッシュが美味しいです。ルバーブがどんな果物?野菜?か知らなくて調べたら、味はベリー系の酸味と甘み、見た目は蕗(ふき)に似ていて、茎は食べれるが葉は有毒で食べられないんだそう(・д・)ビックリ

デニッシュにフォカッチャ、あんぱんと珈琲で昼食。

夜は職場の面談がありました。悩みがないわけじゃないんですが、今の上司に打ち明けたいわけでもないので3分でオワタ(°∀°)ホホホホホ

*****

6月16日(月)。月曜恒例の作り置き。特売で安かった牛肉で牛丼の具を作ったら、母がなんだか嬉しそうでした。牛肉は食べなくてもいいと言うわりに、紅生姜があるといいよね、と呟くこだわりよう。普段あまり食べない食材を摂取するのは、体だけじゃなく心の健康にも良いみたいです(`‐ω‐´)ウム

現在、父の畑のじゃがいもが大量にあります。

*****

6月17日(火)。日差しの暑さと眩しさで目覚めた朝。年々夏が嫌いになるのを感じつつ、不要な春物をまとめて洗濯しました。服を整理すると部屋も片付けたくなるのはいつものことで、時間に追われてないから可能なんだと、余裕のある暮らしに感謝です。

夜はキム・ゴウンちゃん主演の新作映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』を鑑賞しました。原作はパク・サンヨン著『大都会の愛し方』に収録されている短編の1つ。フランス育ちの自由奔放なジェヒと、ゲイであることをひた隠す作家志望のフンス。正反対でありながら気の合う二人は、ルームシェアをしながら学生生活を送り、互いを支え合いながら社会人となるが……。

2024年/韓国/118分

めちゃんこ可愛い映画でした。エネルギッシュなゴウンちゃんはいつもながらキュートだし、相手役のノ・サンヒョン氏は韓国俳優らしい切れ長のイケメンで、二人が喧嘩したり慰め合ったり笑い合っているだけで多幸感。ストーリー展開に意外性はなく、こんな魂の半分のような親友がいたらほかになんもいらなくない?と、個人的には少し不満です。恋愛と友情は別なんだろうけども。自分のセクシャリティに過剰反応するフンスがジェヒを受け入れるきっかけが、クラスメイトたちに裸をさらけ出す恥ずかしさよりも自身のプライドをとる態度、というのが上手いなーと思いました。

ただ鑑賞後に振り返ってみると、引っかかるところもありまして。映画は二人の腕に刻まれた同じタトゥー、ウェディングドレスを着たジェヒと、フンスに向ける「자기야(チャギヤ/韓国語でダーリンの意)」という台詞から始まります。この冒頭シーンは作品全体のサスペンド、謎の提示として作用します。でもフンスは同性愛者だし、ジェヒには恋人が出来るので、男女の関係にはなりません。しかしJYPのヨジャアイドルグループ【miss A】の大ヒット曲“Bad Girl Good Girl”で迎えるクライマックスは、フンスとジェヒの結婚式のようにも見えます。フンスを語り手として物語は進むのに、本作の客層であろうシス女性が心ときめくような演出、ゲイの男友達への憧れを満たすような作為性に、少し居心地が悪くなってしまいました(-▽-)ゴニョゴニョ

“Bad Girl Good Girl”はJYP社長こと餅ゴリさん、もといパク・ジニョン氏の作詞作曲。

*****

6月18日(水)。時事ニュースに関しては、TBSラジオの【荻上チキ・session】という番組をたまに聴くようにしています。前日の《哲学対話》のコーナーが〝褒める〟というテーマでした。チキさんの「自分はどんな褒め言葉も有り難く聞くが、自尊心が地の底なので、まったく心に響かない」という受け方があまりにらしくて爆笑し、南部広美さんの「自分にとっての〝褒める〟は相手へのポジティブな感想。感激した気持ち」という言葉には、なんて素敵なんだろうと感銘を受けました。

というのも〝褒める〟が実は相手のご機嫌伺い、あるいは相手をコントロールするための〝おだてる〟だという話が、耳に痛くて。好印象を持ってもらうためにやや盛ったリアクションをすること、自分は職場でやりがちなのです。そもそも悪感情を持っていないことをそんなにアピールする必要はあるだろうか、かえって警戒心の表れじゃないのかと、自分を顧みたくなりました。相手を喜ばせるためじゃない、自分が伝えたい気持ちだけを口に出していきたいものです(´Д` )ハァン

ついアイスを買ってしまう季節になってしまった。

*****

6月19日(木)。電子書籍配信サービス【ピッコマ】で、池野 恋著『ときめきトゥナイト』がこの日は全話無料になっていて、子どもの頃に姉が全巻揃えていたなぁと懐かしくなり、部分的に読んでしまいました。自分はなぜか真壁くん×蘭世(ランゼ)カップルの第一部より、蘭世の弟の鈴世(リンゼ)くん×なるみちゃんカップルの第二部のほうが好きで、我ながら謎だったんですが。よくよく考えると当時の自分の年齢は10歳以下なので、中学〜高校生の恋愛よりも、小学〜中学生のほうが感情移入しやすかったのではないかと、ごく単純な理由に気づきました。連載当初の小花美穂著『こどものおもちゃ』にも夢中だった(°▽°)エヘ

しかし一昔前のラブコメは、今読むとジェンダー観にう゛っとなります((;゚Д゚))アワワ

こないだ作った青梅ペーストを混ぜた麺つゆでお素麺。美味しいけど飽きる味(笑)

*****

6月20日(金)。昨夜の職場での判断ミス、同僚とのやりとりにネガティブな感情が尾を引いているため、チョコレート専門店のパフェをテイクアウトしました。手っ取り早く自分を慰めるには、甘くて美味しいものに限ります。オシャレなかたちのチョコレート、カカオのメレンゲスティックに柑橘ソース、夏みかん×チョコレートのソフトクリーム、底にはぷるぷるのジュレ。みかん大好きな推しのユンギが明日には帰ってくることを噛み締めつつ、ペロリと平らげてメンタル浮上。夏らしい味のサンデーでした(*¯ч¯*)ウマー

季節のサンデー、972円。

忘れてるわけではない、デヴィッド・リンチ監督マラソン『マルホランド・ドライブ』を鑑賞。

2001年/アメリカ・フランス/145分

前半と後半でストーリーが変わる、同じ俳優が違うキャラクターを演じるので、どうにも説明しづらい感想が書きづらい映画です。そもそもテレビドラマとして作ったものを、映画用に追加撮影もして編集し直した作品だそう。

3分の2にあたるベティ×リタのパートは『ワイルド・アット・ハート』のセイラー×ルーラのカップルを見ているような愛らしさがありました。記憶喪失のリタの身元に明かそうと、探偵の真似事をするベティは明るく無邪気。対してファム・ファタールであるリタは、右も左も分からず何者かの影に怯えている。艶かしい美女のリタが自分だけを頼りにする様子に、ベティが放っておけず夢中になるのも分かる気がします。しかし二人のベッドシーン、愛を口にするのはベティのみで、二人の台詞が噛み合っていない……。

前半のナオミ・ワッツが本当に可愛い。

嫌な予感は的中。ダイアン×カミーラについては書きませんが、前述の二人が可愛いだけに、観ていてつらかったです……。リンチじゃない普通のノワール映画だったなら、ウォシャウスキー監督の『バウント』みたいな結末だったかもしれないのに(;∀;)グスン

ローラ・ハリングのエロさに目が釘付けでした。

*****

6月21日(土)。とうとうやってきた、推しの招集解除日。メンバー7人でのライブ配信に備えて、有給休暇は取得済み。一日中ソワソワしつつ、先週のJ-HOPEのソロコン“HOPE ON THE STAGE”のディレイ・ビューイングを視聴し、予約した美容院に行きました。酒さ(赤ら顔)が悪化していて髪が触れるのも刺激になるので、耳にかけやすいよう横髪を梳いてもらったら、少しシャープな印象になって満足(o^^o)ホクホク

毎回お世話になっているものの、言葉の端々に差別意識を感じる美容師さん。この日は肥満体型の人を笑うので、映画『プレシャス』の主人公のような虐待のケース、『ギルバート・グレイプ』のお母さんのように心を病んでいる可能性などを説明しました。面と向かって批判するんじゃなく、映画を紹介する体で釘を刺してみたところ、ちょっとだけ上手くいきました。映画は基本、困っている人を主人公にするものです。世の中にはこんなに悲惨な境遇、過酷な環境があるのかと、知らない世界を追体験することも出来るから、自分は映画が大好きなのです(o^-‘)bグッ

帰り道、気になっていたアイス屋さんに寄りました。狭くて停めにくい駐車場になんとか車を入れようとして、電信柱に車体を擦りました。運転手の母は「気にしなくていい」と言いますが、塗装の剥げた愛車の姿にちょっと罪悪感……。種類の多さに迷いつつ注文した《栗モンブラン》680円と《ザクザクコーヒー》650円は、コーンフレークではなく珈琲ゼリーが詰まった《ザクザクコーヒー》のほうが美味しかったです。

連日、甘くて冷たいものを食べています。

けっきょく推しの配信はなく【Weverse】にメッセージのみ届きました。ほかのメンバーは当日に顔を見せてくれたのに!と歯噛みしつつ、それもまたユンギらしいです。元気でいるならもはやなんでもいい。

1年と9ヶ月前、2023年10月の自分の文章を読み返すと、推しがいないあいだに進めるはずだった計画はまるっと頓挫、頑張るつもりで立てた予定は、ほとんど実行できませんでした……。己の不甲斐なさに涙しつつ、それでも今でもやりたいことの中身、取り組みたい気持ちは変わらないので、今度は推しが戻ってきてくれたことを励みに、少しずつ挑戦していこうと思います。なんだって物は言いようです。自分を責めすぎないことは大事(ㆁωㆁ*)キリッ