第23週の備忘録:梅仕事と『ザ・コンサルタント2』。

6月1日(日)。父が拾ってきたものと母が頂いたものを使って、はじめて梅仕事をしました。〝梅仕事〟とは梅の実が出回る初夏の季節に、梅の保存食を作ること。梅干しは手間がかかるし、梅酒も出来上がるまで数ヶ月待たねばならないので、せっかちな自分はすぐ食べられる《青梅ペースト》に挑戦しました。

材料は梅のみ。塩も氷砂糖も要りません。よく洗ってヘタをとって、梅の実を潰して種を取り出して、鍋に放り込んで30〜40分煮れば完成。いたって簡単なんですが、段ボール1箱ぶんの実を押し潰すのはそれなりに大変で、最後は疲れて足を使ってました笑。古くて小さなまな板がバッキバキに割れた。年季が入っていたので自分の体重のせいじゃないです(°∀°)ホホホ

市販品じゃないのでキズも多いですが、煮ちゃうので問題ナシ。

取り出した種に果肉がついていて、そのまま捨てるのはもったいないので蜂蜜と漬け込んだら、簡単に《梅シロップ》も出来ました。水で割ると爽やかな香りの元気が出るドリンクに。《青梅ペースト》はミキサーがなくてもトロトロに煮溶けることに驚きつつ、少しだけ果肉感が残っているのも美味しいです。調味していない梅なので、味見すると甘くもなくしょっぱくもなく、ただただ酸っぱい。砂糖を入れてジャム、油と混ぜてドレッシング、麺つゆと合わせてつけ麺になど、いろんなアレンジができるらしい。これからの季節に使うのが楽しみです。冷蔵で3ヶ月、冷凍なら一年間保つのもありがたい。我が家は夏のあいだに使っちゃいそうですが笑、いい仕事をしました(*’ω’*)エヘン

大鍋2つで煮て、半分以下の量になりました。

*****

6月2日(月)。毎週月曜は作り置きの日。母の好きな《根菜の甘酢炒め》と《鶏肉じゃが》を作りました。

大好きなズッキーニはただ焼いて、ハーブソルト。

*****

6月3日(火)。今年楽しみにしていた映画『ザ・コンサルタント2』が、ようやく日本公開決定!ではなくて、【Prime Video】での配信になるという記事にブチキレそうになりつつ、続編に備えて一作目を予習・復習鑑賞しました。うう、今年4月末の全米公開から待たずして観れるのは嬉しい……でもなんで劇場でやってくれないの(;∀;)メソメソ

2016年/アメリカ/128分

自分がなぜこの映画を偏愛してるのか、あらためて考えてみました。《なめてた相手が殺人マシーンでした》ものであり、《人知れず世直しするヒーロー》ものであり、そういったジャンル映画は大好きです。しかし10年を経てもなお他の作品にない、本作特有の魅力だと感じるもの。それは主人公のハンディキャップを身体ではなく発達障害にしたことによる可愛らしさだと思います。

ライス夫妻とのやりとりも好き。

噛み合わない会話のユーモアと切なさ、キャラクターの不器用な愛らしさ。そのひとつひとつを丁寧に積み上げていく、細かな描写。「プロムで賞賛を浴びたかった」というデイナの言葉を受けての、クリスの手書きのメッセージと文字から感じる真心。射撃の的にも落書きしたり、絵が好きなクリスが一番お気に入りのポロックを手放すという、デイナへの親愛の示し方。ジャクリーンの部屋に飾られたモハメド・アリのパズルから分かる、子どもの頃からの二人の絆。脱獄するときに看守を殴った水筒を、未だに使い続けている可笑しさだとか笑。

アクションとサスペンスでもって話が進行してたのに、思いがけない再会にそれらすべてが吹っ飛んでしまう、劇中の社長と同じように観客も困惑する展開は、確かに好き嫌いが分かれるでしょう。父親のDVといっていいスパルタ教育への批判も当然だと思います。それでも思ってもみなかったエンディングに深い余韻を残すこの映画が、自分は本当に大好きです。主演のベン・アフレックのデカい図体に顰めっ面、超人的に強くて賢いのに少年のように見える危うさも、これまたギャップ萌えなのでした(*´꒳`*)ムフー

数学オタク同士で盛り上がっちゃうシーンが本当に可愛くて可愛い。

*****

6月4日(水)。知人から頂いた【ハウステンボス】のカステラを開けました。ハウステンボスは30年前に行ったきりで、当時は子どもが遊んで楽しい場所じゃない、大人向けの施設のように感じた記憶がありますが、先月ウチに泊まった叔母から、蛇口をひねるとチョコレートが出る、チョコレートの滝が流れているという【ショコラ伯爵の館】の存在を教えてもらい、俄然興味が湧きました。リアル『チャーリーとチョコレート工場』?(*°▽°*)ソワソワ

箱のデザインが可愛い。

*****

6月5日(木)。16時から配信開始の『ザ・コンサルタント2』を鑑賞。

2025年/アメリカ/132分

ただのアクション映画の1本だと思えば楽しめたと思います、ええ。しかし『ザ・コンサルタント(原題:The Accountant=会計士)』の続編だと思うと、会計士関係ないし自閉症も関係なくて、心の底から驚きました。一作目のディテールの細やかさはどこへやら、ストーリーが雑というかダサく感じる描写が多いことにもびっくりです。主演のベン・アフレックは寄る年波には勝てなかったのか老け込んでいて、一作目の役作りはどこへいってしまったんだろう。人とのコミュニケーションが上手くいかない、でも優しくて不器用なクリスチャンが大好きだったのに……。マッチングアプリを攻略するとか、ただの嫌なオッサンやん。ンなことするくらいならデイナに会いにいけよと( º言º)ゴゴゴゴゴ

なぜか前作より古く見えるアクション。

ジョン・バーンサル演じる弟との関係にしたって、イチャついているシーンはあっても掘り下がってはいない印象です。一作目のブラクストンは、子ども時代の回想においては一言もしゃべらず、兄のことをどう捉えているのか、終盤まで明かされない。母親が自分たちを捨てて家を出たこと、父親の関心がつねに兄に向かっていること、二の次に扱われながらも兄を慕って10年間探し続けていたブラクストンは、もっと複雑な人物を想像させるものだったのに。レモンパイに牛乳、チュッパチャップスを食べる子どもっぽさばかりが拾われた感じがして、安直すぎると思います。

一番アガったのはハーバー神経科の子どもたちがスーパーハッカーチームを形成していたことですが、それも雑な設定だなぁと我に返ってからは冷めました。前作のジャクリーン役の俳優さんはどういうわけか声の出演のみ、別の人が演じていたのも地味にショックです。不満を挙げるとキリがなく、ギャヴィン・オコナー監督には抗議のお手紙を送りたいと思いますヽ(`Д´)ノムキー!!

兄弟がイチャイチャはしていたが、そういうことじゃない。

*****

6月6日(金)。ここ数日、寝不足とストレスによる過食が続いています。この日もいいやと開き直り、コープ商品の《クリスピーチキンフィレ》と《バンズパン》を使ってハンバーガーを作って食べました。美味しかったです(*¯ч¯*)モグモグ

頂き物の水出し珈琲を添えて。

*****

6月7日(土)。食欲がバグる一番の原因は寝不足だと、身をもって実感した数日間。スマホ依存解消アプリとして有名な【Forest】を復活させました。何年か前にダウンロードしたときは使いこなせなかったんですが、リマインダー機能を設定して夜更かし防止策として試してみたいと思います。

この日は久しぶりに総エネルギー量を1600kcalに抑えた自分を褒めたいです。一日3食、間食も含め、毎日でも飽きず満足できる食事内容を固定化してしまう、食べ物の選択肢を減らすダイエット方法が、自分には向いているみたい( • ̀ω•́ )キリッ

散歩中に見た、真っ白な紫陽花がキレイ。