第22週の備忘録:スタイルズケーキとハンマダン・ホール。

5月25日(日)。『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の話題を聞いてから、ずっと気になっていた《たべっ子どうぶつ》。動物は幼少期に食べた記憶がありますが、水族館は覚えがないので《たべっ子水族館》も買ってみました。しみチョコっぽくて美味しい(*¯ч¯*)モグモグ

お菓子が食べたくなっただけで、映画は観てません笑。

昨日の人事異動のショックが大きすぎてモチベーションが欠けている上に、バイトの子が仕事の割り当てを無視してやりたい作業しかやらないので、呆れるやらうんざりするやら。苦言は呈しましたが、もっとちゃんと怒るべきだったかなぁと後悔が過ぎりつつ、そんな気力もなかったです(´Д` )ゲンナリ

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5月26日(月)。週イチの作り置きをする月曜日。緑黄色野菜ときのこ類は、切って冷凍して味噌汁の具として使っているため、おかずの彩りが悪くなってしまいました。買い出しのときにバランスを考えるべきだったとちょっと反省(=ω=)ウム

全体的に茶色い。

大好きなインスタのアカウント【ニッポンのサバラン(@nippon_savarin)】さんの投稿をチェックしながら、Googleマップに行ってみたいケーキ屋さんを登録していたら、サバランを「父の日の限定商品」として出すお店、「夏のスイーツ」として取り扱うお店があるということを、はじめて知りました。前者はお酒を使ったケーキを父親に贈るとして、後者は柑橘とリキュールを使った《サバラン・オランジュ》が夏向きの味だとして推しているみたいです(о゚д゚о)ホエー

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5月27日(火)。週末がハードすぎて足腰にキた、仕事休みの日。体はヘトヘトなのに心的ストレスから携帯をいじって夜更かしして、睡眠時間が削れてさらに疲れて、なんもやる気がしません。姉がくれた茨城のおみやげのどら焼きが美味しい(*¯ч¯*)ウマウマ

同僚がくれた可愛いチョコも添えて。

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5月28日(水)。久しぶりに1万歩以上ウォーキングしました。半藤一利著『昭和史』を、Audibleで少しずつ聴いています。文章で読むのとはまた違った面白さがあります( *॑˘ ॑* )))テクテク

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5月29日(木)。姉がくれたKALDIオリジナル商品《八角香る 香港式叉焼(チャーシュー)》を、ユンギごはん仕様にして食べました。スパイスと甘辛いタレが絡んだ叉焼は、脂身も少なく美味しかったんですが、『トワイライト・ウォリアーズ』でイメージした味ではなかったです。あの映画の《叉焼飯》は厚切り肉を使っているので中はジューシー、蜂蜜を塗ってから焼くので外はパリパリだと思うのです。缶詰では再現不可能と分かっていましたが、コレジャナイ感が強い(°∀°)ホホホ

パンダの缶のデザインが可愛い。

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5月30日(金)。粒は大きくないけれど斜め風が厄介な、雨模様の日。【駐日韓国文化院】のイベントに当選したので、都内へ出かけしました。《韓国映画上映会》は夜からなので、日中は【神保町】あたりを散策します。

まずは一昨年に食べられなかった《スタイルズケーキ》を目指して、【新御茶ノ水】駅を下車。書店だけじゃなくスポーツ用品店も多いんだなぁと今さらな発見をしつつ、【神田すずらん通り】へ向かいます。神保町の人気タルト屋さん【STYLE’S CAKES & CO.】はテイクアウトオンリーのお店なんですが、【文房堂】の3階の喫茶室で、平日のみ数量限定でケーキを提供しているのです((*’ω’*))ワクワク

1887年(明治20年)創業。老舗の文具屋。

開店前に着いたので、窓際のおしゃれなカウンター席に座れました。オーダーの際「ケーキはどれくらいで売り切れるものなんですか?」と店員さんに尋ねたところ「だいたい12時前に無くなる」とのこと。開店して1時間も保たないんかい、とびっくりしつつ、《アップルキャラメルタルト》700円と珈琲600円を注文しました。

荷物カゴと一緒にブランケットも用意されてて嬉しかった。
ケーキセットは50円引きになるので、合計1250円。

タルトは思っていたより小ぶりでした。甘さ控えめのクリームに、パリパリのほろ苦いキャラメルの飾り。クリームとタルトのあいだの林檎のフィリングは濃厚でしたが、全体的な甘さは控えめな印象です。タルト生地はがっつり固くてフォークで崩れなくて苦戦。ナイフがほしいなと思いました笑。

人気店ということで、なんとなく【HARBS(ハーブス)】や【キルフェボン】のようなケーキを想像していたんですが、お値段を考えればとそんなわけはなかった苦笑。酸味もあるけど香り豊かな珈琲も美味しかったです。なにより落ち着いたカフェの空間に、とても贅沢な気持ちになりました(⸝⸝´꒳`⸝⸝)ホワーン

中世ヨーロッパ風デザインのカードなど。

お茶のあとは【文房堂】店内をウロウロしました。ふと7月末の友人の誕生日を思い出して、かなり気が早いですがプレゼントを買うことにしました。デザインがいいちょっとしたアイテムを贈り物用に包んでもらって、自分用にポストカードも購入。文具は見ているだけでも楽しいです(。・ω・。)ホクホク

店を出ると、外はだいぶ小雨のお天気に。【文房堂】のすぐ裏にある老舗和菓子屋【御菓子処 さゝま】で、《松葉最中》1個160円をお土産にしました。母の好物である《花びら餅》が美味しいらしいので、今度は1月に買いに来たい。

趣きのある看板の小さなお店。
生菓子が美しいです。

同じく【すずらん通り】の棚貸し本屋さん【PASSAGE by ALL REVIEWS(パサージュ バイオールレビューズ)】を覗きます。以前【BLACK HOLE】の柳下毅一郎氏の棚を偶然見つけて大興奮したんですが、現在もまだありました。柳下さんの著作と、柳下さんが翻訳したアラン・ムーア御大のアメコミ本などが陳列。柳下さんがセレクトした書籍は少ししか置かなくなっていて、ちょっと残念(´・ω・`)ショボン

店内はアーチ型の垂れ壁と吊り下げ照明がオシャレ。
ムーア御大は『ウォッチメン』しか読んでいません。不勉強。

【靖国通り】の韓国書籍専門店【チェッコリ】にも寄ります。本屋に入ったくせに棚を眺めただけで一冊を買わずに店を出た自分が情けなすぎたので、今度来たときは絶対に購入しよう。ちなみにカフェの復活予定はまったくないらしいです(;ω;)シクシク

蕎麦屋さんの横の階段を上がる、という案内にいつも戸惑う。どこ?
広くはないけど、落ち着く店内。
韓国雑貨も少しだけあります。

15時を過ぎてだいぶ小腹も空いて、一般人も利用可能な専修大学1階のカフェ【SENDAI-Kaffee】を目指しました。しかし入ったらショーケースにはスイーツしか残っておらず、パンやサンドイッチはすべて売り切れ。代わりのお店を探しましたが、周囲はどこも学生が多くて騒がしい雰囲気に、【九段下】から離れることに決めました。

地下鉄新宿線に乗って【曙橋】駅で下車。【駐日韓国文化院】のある【四ツ谷三丁目】まで歩き、スタバに入りました。イスラエル支援企業であるスターバックスはボイコット対象なんですが、何年も前にチャージした残額がずっと残っていて、使い切りたかったのでした。《チャイティーラテ》と《あらびきソーセージパイ》を注文して差額を払って、心置きなくアプリを削除。はースッキリε-( ´△`)フウ

Cセット1150円(だったと思う)。

しばらくスタバで過ごしたあと、待ち合わせた母と【香港麺 新記(しんき)】四谷三丁目店で夕食を食べました。地下鉄の駅に近くて、夜もリーズナブルな価格で、映画『トワイライト・ウォリアーズ』のアレがある!というわけで入店。海老入りワンタンつゆなし麺の《雲呑撈麺(ワンタンローミン)》と、小サイズの《叉焼(チャーシュー)飯》のセットに、小籠包と焼売が3個ずつ入った《点心セット》を母とシェア。選べる麺は《香港麺》にしましたが、本当に極細でびっくりです。叉焼はさっぱりしていて映画のイメージとやはり違いましたが、このお値段で香港料理を味わえるのは嬉しかったです(*´꒳`*)ムフー

【新記】を出ると、交差点の向かい側、小さなパン屋さんに行列が出来ていて、ちょうど食パンがほしかった母が入店しました。【ラ・バゲット】。都内の有名ホテルやレストランにパンを提供している卸売り業者だそうです。お店での販売は限定的で、四ツ谷のほかに新宿に2店舗あるらしい。

営業時間に遭遇できたのはラッキーらしい。

【駐日韓国文化院】に着くと、入り口には同じように《韓国映画上映会》に参加する人たちの列が出来ていました。はじめてのイベントなのでどんな感じなのかソワソワしつつ、階段を上った先の2階受付でQRコードを提示、《ハンマダン・ホール》に入ります。座席数307席の空間は広くもなく狭くもなく、椅子も音響設備も新しめな印象を受けました。舞台や講演を行なうための壇上があるので、映画を観るにはややスクリーンが遠いところが難点でしょうか。

全席自由席なので、早いもの勝ちで場所を確保。18時半開場、19時上映開始まで、自販機の《スジョンガ》を飲みながらロビーで過ごしました。シナモンに生姜、干し柿や黒糖を使った韓国の伝統茶《スジョンガ》大好きです。味は日本の《冷やし飴》に似ていると思います(*¯ч¯*)ゴクゴク

ホットがあってとても有難い。

この夜の上映作品『梟-フクロウ-』は、昨年シネコンで鑑賞済みでしたが、何度観てもやっぱり面白かったです(2024年第7週の備忘録)。主人公の「身分の卑しいものは見ないふり、聞こえないふりをしなければ生き残れない」という言い分は、政治から目を背ける現代人と重なります。視覚障害者の症例には、暗い・明るい・遠い・近い・色といった違いが実際にあるのに、それらが健常者に理解されにくいことから、全部ひっくるめて「見えない」ことにしている、という問題をサスペンスに活かす着眼点も素晴らしい。俳優ユ・ヘジンの圧倒的な演技で魅せる狂王の姿は、陰謀論に侵された為政者そのものであり、偶然にも去年の戒厳令騒動の原因となった大統領すら想起させます。本作で長編デビューのアン・テジン監督、今後の活躍が楽しみでなりません(*´∀`*)ウフフ

しかしはじめて入った《ハンマダン・ホール》、気密性が高いのかやたら喉が渇いて、でも飲食禁止なのがつらかったです……飴が必須かもしれない。でも韓国映画が無料でスクリーンで味わえる、とってもお得なイベントでした。また応募してみよう(`・ω・´)キリッ

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5月31日(土)。人事異動の発表から一週間。あっという間にやってきた、上司との別れの日。デパートで購入した菓子折りを手渡しつつ、いつも気遣ってくれて話をたくさん聞いてくれた、これまでの感謝を伝えながらも、絶対に戻ってくるようにとひたすら念を込めました(ゴリ押し)。本人に決定権はないにしても言質はとりあえず奪ったので、帰ってくるまで自分も元気に働く努力をしようと思います。しばらくはやる気が出ないにしても(;∀;)ワァァン!!

昨日のお土産の【さゝま】の《松葉最中》。